公開日:2020-12-08
40代から介護職に転職をする際に知っておきたい4つのポイント
介護現場は人材不足ということもあり、未経験から働いている人が多い業界です。幅広い年代に人気の職場ではあり、最も多い年代は30~40代だといわれています。
しかし、40代から本当に介護職に転職できるのか?転職しても働き続けられるのか?と不安を感じることもあるかと思います。
そこで本記事では、40代から介護職へ転職する際の大切なポイントを4つにまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
介護職は人材不足で転職自体は未経験でも可能
40代の転職は即戦力が重視されるため、未経験でほかの職種へ転職するのは難しくなる傾向にあります。
それでも、日本の社会は高齢化が進んでおり、介護職員は常に人材が不足した状況です。経歴や年齢、性別を問わずやる気のある人材を受け入れている業種なので、40代・未経験でも採用については前向きに考えてくれます。
注意する点としては、介護職はどうしても肉体労働になるので、体力的にハードな仕事だということ。年齢層の広い介護業界では、40代でも若く見られ頼りにされるので肉体労働は増える傾向にあります。
介護職の仕事をするには、まず自分の体調管理をしっかりと行い、体力が衰えないように身体作りをしておくことも大事といえます。
キャリアプランを明確に立てる
40代の転職では、将来的にキャリアアップなんて難しいと思っていませんか?介護職は未経験で転職しても、経験を積めば管理職などへの昇進も十分に見込めます。
転職したばかりの頃に給与が低いのは仕方ありません。介護職の基本給は無資格であれば、年収はおおよそ320万円くらいが相場だと言われています。
長く介護職を続けていくのであれば、自分がどのような仕事をしたいのか、そのためにどのような資格が必要なのか、キャリアプランを明確に立てることが大切です。
実務経験を積むことで取得できる資格もあるので、働きながら資格を取り、着実にキャリアアップを狙いましょう!誰にでも等しくチャンスがあります。
資格を持っておくと有利
介護職は資格を持ち、その難易度が高いほど手当の金額も高くなります。ここでは、キャリアアップに有利な資格を3つ紹介します。
介護職員初任者研修
介護現場で働くための入門的な民間資格で、昔のホームヘルパー2級にあたります。この資格を取得することで、無資格ではできない身体介護が可能です。持っていることで月収が数千円~1万円程度変わる場合もあります。
介護福祉士実務者研修
介護職員初任者研修の上の民間資格です。この資格を取得することで、医療的なケアやサービス提供責任者として働くことが可能になります。より実践的な資格なので、持っていることで月収が3万円程度変わる場合もあります。
介護福祉士
介護職では唯一の国家資格です。実務経験が3年以上で、介護福祉士実務者研修を取得することで受験資格が得られます。介護のエキスパートとも言える役割で、持っていることで月収が4.5万円程度変わる場合もあります。
働きやすい場所を知る
同じ介護職が必要な職場でも、場所によって働き方が違います。
ここでは、代表的な3つの場所、「老人保護施設」、「特別養護老人ホーム」、「デイサービス」の特徴をまとめてみます。
介護老人保健施設
入院をした方が退院前に入所する、リハビリ専門の滞在型施設です。医師や理学療法士など、介護職以外の専門職との仕事の多さが特徴になります。リハビリ専門の施設のため、肉体労働の多い傾向がありますね。
特別養護老人ホーム
在宅での生活が難しくなった方が入所する滞在型施設で、世間一般でいう「老人ホーム」です。おむつ交換やお風呂の介助など、基礎的な介護の多さが特徴です。常勤で働く場合は、夜勤が必須になりやすい傾向があります。
デイサービス
自宅から日帰りで通う、入浴や食事、レクレーションなどが目的の通所型施設です。自分で動ける方が多く、介護職員の肉体労働は滞在型施設などに比べて少ないことが特徴です。夜勤がない分、給与面は若干低い傾向にあります。
まとめ
今回の記事では、40代から介護職に転職をする際に知っておきたいことをまとめました。
抑えるべき4つのポイントをおさらいしておきましょう。
・介護職は人材不足なので転職は難しくない
・キャリアプランを明確に。将来性は高い。
・有利な資格を知っておいて損はない!
・介護の中でも働きやすい場所を知っておこう!
介護職は体力的にも大変なことが多い仕事です。でもそれ以上に、高齢者やその家族から「ありがとう」と感謝される、とてもやりがいがある職種だと言えます。
本記事のポイントをおさえて、介護職への転職を成功させてくださいね。
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