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公開日:2020-11-24

介護における派遣社員と正社員の違いは?派遣の特徴についても解説

「介護の仕事をやってみたいけど、いきなり正社員は不安…」

「派遣と正社員、具体的にどんな違いがあるんだろう…」

 

そんなお悩みはありませんか?

 

今回は、介護における派遣社員と正社員の違いについて、働き方や待遇の面から解説します。

また、派遣社員として働くときの特徴を正社員についての情報も交えつつお伝えします

 

派遣社員と正社員の3つの違い

 

結論からいいますと、3つの違いとは、

・雇用主の違い

・待遇の違い

・雇用期間の違い

になります。

 

ひとつずつ見ていきましょう!

雇用主の違い

派遣社員と正社員のいちばんの違いは雇用主の違いです。

 

正社員は、働く施設で直接雇用されます。

しかし、派遣社員は派遣会社が雇用主となり、介護施設へ派遣されて働くという形になります。

 

雇用主が違うとどんなことがあるかというと、まず給料日が違うことがあります。

正社員は施設側の給料日に支払われますが、派遣社員は派遣会社の給料日に支払われる形になります。

 

また、万が一体調を崩してお休みを頂かなければならないときには、派遣社員は派遣会社と派遣先の施設の両方に連絡を入れる必要があります。

 

雇用期間の違い

正社員は、基本的に雇用期間に定めはありません。

 

派遣社員は雇用期間に定めがあり、継続して働きたい場合には契約更新をしていく形になります。

希望すれば最大3年間働くことができます。

 

待遇の違い

誰もが気になる給料面

施設や派遣会社、資格の有無や地域によっても時給は大きく変わります。

 

実は、派遣社員と正社員で時給を比べてみると派遣社員のほうがよくて、年収で比べてみると正社員のほうがいいことがほとんど。

それは、派遣社員には残業代やボーナスの支給がないからです。

年収で見ると正社員のほうがいいのは当然ですよね。

 

ここで気になるのは休日や勤務日のこと。

正社員であれば基本的にはシフト制で4交代制になります。

4交代というのは、早番・日勤・遅番・夜勤という4つの働く時間帯があることを意味しています。

派遣社員であれば、この働く時間帯や曜日など自分の希望で働けるのです。

 

たとえば、

「小さい子供がいるので日勤帯のみ働きたい!」

「毎週水曜日と土曜日を必ず休みにしたい」

「自分は日中やりたいことがあるから夜勤だけやりたい!」

ということもできてしまうということですね。

 

このように、派遣社員だと夜勤のみの「夜勤専従」という働き方も選択できるところが良いです。

夜勤は手当がつくために日給3万円以上であることがほとんどで、派遣社員は時給と働き方の自由度が高いと言えるでしょう。労働条件に制約がある場合は特に派遣社員という働き方をおすすめします。

 

派遣社員の仕事の特徴

 

ここまで派遣社員と正社員の違いについて見てきました。

「じゃあもっと具体的に、派遣社員として働くときだけにある特徴ってあるの?」という疑問も出てくると思いますので、正社員のことにも触れながらしっかりと解説しますね。

 

派遣の特徴は、「時給が高い」「働き方が自由に選べる」以外にも、

・派遣会社に条件交渉をしてもらえる

・委員会のメンバーにならなくてもいい

・短期間でいろいろな施設形態で働ける

などが挙げられます。

 

これもひとつずつ見ていきますね。

 

派遣会社に条件交渉をしてもらえる

これは派遣社員にしかない特徴ですね。

 

たとえば、途中で希望する勤務日や時間帯が変わったときには派遣会社の担当者を通じて、勤務先の施設に条件交渉をしてもらうことができます

 

「週5できっちり働いていたけど、やっぱり週4勤務にしてもらいたい…」

「全部の勤務帯やっていたけど、身体がきつくて…やっぱり夜勤はなしにしてもらいたい…」

など、自分では言いにくいことも代わりに交渉をしてくれるので安心感があります。

 

委員会のメンバーにならなくていい

正社員には施設での決めごとを話し合う委員会という仕事があります。

学校のときもありましたよね。

 

委員会のある日が自分の休日だったとしても、ほとんどの場合出なければならないため大変です。

派遣社員の場合には委員会のメンバーにはなる必要がありません

 

いろいろな施設で働くことができる

介護業界にはさまざまな施設形態があります。

デイサービス・ショートステイ・介護老人保健施設・特別養護老人ホームなど…

施設形態によって仕事内容や、利用する高齢者の方の介護レベルが全然違います。

 

たとえば、デイサービスだと夜勤はありません。

レクリエーションがあって比較的元気な高齢者の方が多いです。

 

特別養護老人ホームだと、基本的には介護度3以上の方が入所される場所で終の棲家でもあるため、「家」としての役割を持った施設になります。

 

正社員は転職活動をして施設を変えなければなりませんが、派遣社員だと雇用期間ごとに施設を変えることもできます。

そのため、短期間でいろいろな施設で働くことができて経験を積めますし対応力がグッと上がります。

 

まとめ

今回は派遣社員と正社員の違いについて解説しました。

 

まとめると3つ違いがあり、

①雇用主の違い

②待遇の違い

③雇用期間の違い

でした。

 

これらを踏まえたうえで、

派遣社員をおすすめするのは

・高時給を希望

・昇給や役職につくより自由な働き方がしたい

・さまざまな形態の介護施設で働いてみたい

・労働条件に制約がある

このような要望をお持ちの方です。

 

逆に正社員をおすすめするのは

・安定した雇用を求める

・一定の場所でじっくり経験を積みたい

・福利厚生がしっかりしているのを求める

上記のような方が適しているでしょう。

 

両者の違いを知って、自分の希望する働き方ができるよう、参考になれば幸いです。

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