公開日:2021-03-26
身につけておくべき!介護職で役立つビジネススキルを3つご紹介
「ビジネススキルを身につけて、もっと仕事がデキるようになりたい」
職種や業種を問わず、身につけておきたいビジネススキル。
今回は、パートや正社員、派遣社員など雇用形態に関係なく、「介護職をするうえで身につけておくべきビジネススキル」についてまとめました。
利用者の生活と命を預かる立場にある介護職は責任も重大。
具体的に必要となるシーンもお伝えするので、仕事をするうえで必ず役に立つスキル3つをここでぜひ学んでいってください。
介護職に必要なビジネススキル3つとは?
介護職の仕事をするうえで重要なビジネススキルは3つ。
・基本的なビジネスマナー
・コミュニケーション力
・正確に伝える力
どれも仕事で必要性を実感するスキルです。それぞれ見ていきましょう。
基本的なビジネスマナー
基本的なビジネスマナーとは、社会人が働くうえで守るべき最低限のあいさつや身だしなみ、心構えなどを指します。
介護職であれば比較的髪型に縛りはないですが、金髪やだらしなく伸びた髪は控え、長い髪は束ねましょう。
また、職員や利用者へのあいさつは基本中の基本です。
利用者に対してあいさつをしたりしなかったりすると、「私にはあいさつしてくれなかった」と思われてしまうことにも繋がりかねません。
介護の現場において、あいさつは我々が思っている以上に大事なのです。
コミュニケーション力
あいさつに通ずる面もあるのですが、ひとりひとり相手に合わせたコミュニケーションをとっていく姿勢は大事です。
コミュニケーションをとる相手は、職員、利用者、利用者の家族など。
中でもやはりスキルが必要になるのは、利用者とのコミュニケーション。
介護施設を利用するに至った背景は人それぞれ。
病気の発症や、事故に遭って介護が必要になったり認知症の症状が出てきたり。
病気や事故の後遺症がある利用者は、「こんなことになってしまって、これから先どうしたらいいんだろう…」「なんで自分がこんな目に遭わなくちゃならないんだ」と落ち込んだり憤りを感じたりしているかもしれません。
言葉にして出さなくても、せわしなく動く様子が見られたり、表情が雲っていたりと言葉以外の部分で、相手の考えていることをある程度予測するのも大事なコミュニケーションスキルです。
また、認知症の方は物の名前を覚える力、記憶力、年日や時間、場所などの見当識、判断力などが低下します。
そのため、自分がなぜここにいるのか、目の前にいる人が誰なのかが分からない状態になり、不安や緊張を抱え、生活することになります。症状や進行は人によって異なりますが、共通して言えることは「否定をしない」「声を荒げない」こと。
何度も同じことを繰り返し話したり聞かれたり、「何度言ったら分かるんですか!」だとか、「さっきも言いましたよ!」などと思わず口をついてしまいそうになるかもしれません。
しかし、認知症の利用者にとっては、全部初めて言ったことなのです。
とても不安定な気持ちの中で生活していることを絶対に忘れてはいけません。
病気の発症や事故の後遺症、認知症など、それぞれの状況に寄りそうことで安心感を与えるコミュニケーションスキルが大事です。
正確に伝える力
介護の現場では、正確に伝達するスキルが必要です。
介護施設では「申し送り」といって、職員間で利用者の様子や伝達事項を共有する時間があります。たとえば、「Aさんが昨晩から発熱しているので、注意深く見守りしましょう」など。
申し送りの時間は10分程度しかないため、短い時間の中で正確な情報を相手に伝わるように話さなければなりません。
正確に伝えるコツは、ずばりメモ。
小さいメモノートを携帯しておき、しっかりと記録しておくことで曖昧な情報を伝えてしまうリスクがなくなります。
また、利用者の名前と様子を混同してしまわないように注意が必要です。
この3つのビジネススキルだけマスターすればOK
ビジネススキルとはいってもたくさんありますし、ぜんぶ身についているに越したことはありませんが、業界によって特に役立つスキルは異なるもの。
今回は介護業界において、身につけておくと役立つビジネススキルを以下の3つにまとめました。
・基本的なビジネスマナー
・コミュニケーションスキル
・正確に伝える力
基本的なビジネスマナーはもちろん大事。
人と人とのつながりがダイレクトにある介護職だからこそ、コミュニケーションスキルと正確な伝達スキルはさらに重要です。
これらを身につけておくことで、介護の仕事はスムーズにいきますし、信頼される人材になれますので、ぜひ習得してくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。
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