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公開日:2020-10-27

介護業界に転職・興味がある方必見。失敗しないために知っておきたいことを解説

本コラムでは、介護業界への転職にしようかなと興味がある方に向けて、失敗しないために知っておいて欲しいことをまとめてみました。転職するためにおさえておくポイントってなに?良い働き先を見つけて長く働くために必要なことが知りたい!にお答えします。

 

▼このコラムを読んでわかること

 

介護業界の転職事情

 

コロナ禍の影響によって、様々な職が危機にさらされました。日常でも3密を避けるため、人と人が距離を取るソーシャルディスタンス、マスク着用の徹底など、不要な接触を避けるようになっていますよね。

「介護職はお年寄りに寄り添い、体が不自由になった人への手を差し伸べる職業ですから当然影響を受けたよね?」そう思っている方が多いと思います。

 

しかし介護業界に雇用不安はありません。

 

主な理由は3つあって、

です。

 

介護職はコロナ禍に置いても人材を求めているので、「転職しようかな」「働いてみようかな」と思う人は是非チャレンジして欲しい職業です。更に日本はこれからも高齢者が増えていきます。2020年現在、45歳~59歳層が最も多く、次いで75~79歳となっています。

画像引用元 https://izanau.com/ja/article/view/median-age-japan

介護が必要になってくる年齢に個人差はありますが、高齢者が増えていくことは変わりませんので、これからも介護業界のニーズはなくならず優秀な人材を常に求めています。

 

介護業界に必要なスキル・資格

 

介護業界といっても職種は様々です。介護福祉士、ケアマネジャー(介護支援専門員)など自分の役割を証明する肩書きは多数存在しますが、どの役割においても介護の仕事には欠かせないスキルをピックアップしてご紹介しますね。

 

コミュニケーション能力

日常のコミュニケーションとは違う、高度なコミュニケーション能力が現場では必要としています。コミュニケーションを行う相手の状況が多数存在するからです。

身体が不自由になったお年寄り本人とその家族は、決してパターン化して対応することはできないです。皆一様ではなく状況が違うので、細やかなケアが本人と家族まで必要になるでしょう。

加えて、職場内でのコミュニケーションも円滑に進めることがポイントになってきます。人に寄り添い、お世話をする現場では慣れてきても神経を使うので、心身とも疲れてしまいます。そんな時に仲間であるスタッフ同士が協力し合える環境作りは必要ですよね。

現場では常に何らかのコミュニケーションが行われているので、この能力は他の職場に比べても特に重視されるスキルです。

 

観察力と判断力

患者さんと密接に関わる介護士として大切なのは、患者さんの小さな変化を見逃さずに拾いきれる観察力と、その変化に対する対応力、緊急に対処しなくてはいけない状況になった時の判断力が求められます。

これはプロとして力を磨くことで、素人では気付けないような変化にも対応できるようになっていきますが、初心者だから何もできないと言うわけにはいきません。

観察力を身につけるには、しっかりと相手に興味をもつことからです。「あれ?なんだかいつもと違うな…」と感じた時に、「まぁ気のせいだろ」と思うのと「万が一のことを考えて報告しておこう」と思うのでは雲泥の差があります。

この時、いつもとどのように違うのかを比較するために、日頃から日記をつけておくと、より観察力は磨かれていくでしょう。

そして判断力を磨くには、わからなくなった時に自分で対処しないようにすることです。即座に経験豊富な先輩や上司に確認を取り適切な対処をする。この経験が繰り返されていく内に、自身も適正な判断ができるようになっていきます。イレギュラーな事態だからこそ、冷静な対応が必要になるのです。

 

忍耐力

最後は忍耐力。様々な方面への気配りを必要とするコミュニケーション、常に患者さんのことを気にかけ、緊急事態には冷静かつ迅速な判断が求められる職場なので、メンタルの強さは必要になってきます。

特に患者さんとのコミュニケーションに至っては、中々、意思疎通が上手くいかずイライラしてしまうことも考えられますが、決して途中で諦めず忍耐強く向き合っていく力をつけましょう。

ただ、なんでも全て我慢しろということではないです。一人で解決できない問題はその場で悩まずチームで問題を共有し、その上で根気よく課題の解決に向かっていくようにするのがいいでしょう。

 

介護業界へ転職・就職 失敗しないためのポイント

 

そんな介護業界へ転職・就職する際に失敗しないためのポイントをご紹介します。

 

比較検討、現場の雰囲気を知る

1社だけで安直に判断しないこと、給与にこだわりすぎず、仕事内容や他の条件もしっかり確認するなど、転職時の基本としておさえておくべきポイントを忘れないようにしましょう。

例えば、できるだけ現場の見学をするなど、実際に働くとどうなるのかまでイメージを持ち比較検討するぐらいが丁度いいですね。デスクワークと違い現場職なので、その場の雰囲気もとても大切な判断材料です。

このようなことを複数の現場で行い、実際の職場の雰囲気から仕事の内容をイメージし、その上で給与や福利厚生もしっかりとチェックして、後悔のない転職ができるようにしましょう。

 

自分自身の軸を持とう

先ほども書きましたが、コロナ禍であってもニーズはなくならない現場で、ここ数年もずっと人材不足と言われてきています。だから基本的には介護業界は優秀な人材を求めているので、コロナ禍で求職が減少しても介護業界の求人倍率はおよそ4倍です。

ということは、少しでも自分達の職場に入って欲しいと願っている事業者が多いということになります。多数の事業者を比較する中で、自分自身の働きたい役割、やりたい仕事を持っていないと、間違った情に流されてしまいかねないです。

自分の働き場所を決める大切な判断になるので、どんな仕事をしたいのか、年収はいくら必要か、休みはしっかりと取れるのかなど、自分の求めている条件や転職の軸をしっかりと持っておくようにしましょう。

 

まとめ

内容をまとめると、

 

・介護業界の現状
これからもニーズはあり続ける

・介護業界で働くために必要なスキル
コミュニケーション力、観察力、判断力、忍耐力

・介護業界へ転職 失敗しないためのポイント
現場への見学も含め情報を集め数社の比較検討を行うこと
転職する自分の軸をしっかり持つこと

 

介護業界はこれからも日本ではニーズがあり続ける業界です。働き方が新しい様式になったとしても、根本的に家族が介護に時間を割けないという状況は変わらないでしょう。本記事を読み、益々、やり甲斐のあるこの業界で働きたいと思っていただけたら嬉しいです。

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